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Lord of Magic Championships 2004


ラウンド 4: 大礒正嗣 vs 相澤恵司

Written by 小堺透雄

今大会では、関東勢以外の「外敵」も多く参戦している。2002-2003 シーズンでルーキーを獲得した大礒も、そのうちの一人である。ルーキーが選択したアーキタイプは、赤緑。

対する相澤も同じく赤緑をプレイしており、直球勝負が予想される。

テンポ、マナブーストをうまく絡めた動きができた方に、勝利の天秤は大きくかたむくであろう。

Game 1

相澤恵司

先攻の相澤の 3 ターン目にプレイした《木霊の手の内/Kodama's Reach》がファーストアクション。ゆったりとした立ち上がりは、

相澤「デッキに 3 マナ圏のクリーチャー 0 体ですよ!」

と、自嘲気味に語る相澤にとって、歓迎するところ。

《山崎兄弟/Brothers Yamazaki》をプレイして対抗する大礒に対し、相澤は《熊野の学徒/Kumano's Pupils》を。大礒が《霜投げ/Frostwielder》を戦線に加えれば、相澤はマナ差にモノを言わせて《苔の神/Moss Kami》を召喚し、《山伏の嵐/Yamabushi's Storm》《山崎兄弟》を吹き飛ばすと、一気に畳み掛ける。

このまま押し切られるわけにもいかない大礒は、6 マナをそろえて《明けの星、珠眼/Jugan, the Rising Star》で反撃の態勢を整えるものの、相澤が追加戦力を並べると残りライフの少ない大礒はカードを片付け始めたのだった。

大礒 0 - 1 相澤

Game 2

《燃えさし拳のずべら/Ember-Fist Zubera》《蛇の皮/Serpent Skin》を纏わせ、今度は大礒がビートダウンを仕掛け、続くターンには《刻みを継ぐもの/Burr Grafter》も加えて、キレイなマナカーブを形成する。

相澤も《九輪杖/Nine-Ringed Bo》《血の信徒/Initiate of Blood》と並べるが、大礒の《刻みを継ぐもの》《抑えきれない怒り/Uncontrollable Anger》がエンチャントされ、1 ゲーム目に相澤に見せ付けられたサイズ差を併せ技で埋める作戦に出た。

しかし、相澤の場に《樫族の肉裂き/Kashi-Tribe Reaver》が送り込まれると、その攻勢は勢いを失くしてしまう。さらに《野太刀/No-Dachi》を装備して地上を固める相澤。

ここまでで大きくダメージを受けており、残りライフはわずかに 5。大礒の《蛇の皮》付き《燃えさし拳のずべら》は未だ健在で、お互い再生付きクリーチャーがにらみ合う展開になる。

だが、大礒だけが《霜投げ》をコントロールしている。このまま 5 ターン何も起こらなければ大礒の勝利となるが、そうはさせじと相澤も《生網の本殿/Honden of Life's Web》《せし郎の息子、そう介/Sosuke, Son of Seshiro》と並べて『蛇デッキ』の本領を発揮する。

しかし、大礒は《山伏の炎/Yamabushi's Flame》をトップデッキ。速やかに相澤のライフを削り取って見せた。

大礒 1 - 1 相澤

Game 3

大礒正嗣

《大蛇の野伏/Orochi Ranger》でテンポを稼ごうとする相澤に対し、大礒は《大蛇の支援者/Orochi Sustainer》でマナブーストを図る。

続くターンに《火の咆哮の神/Kami of Fire's Roar》を呼び出した大礒は、《山崎兄弟》《大蛇の野伏》と連打。相澤も負けじと《樫族の肉裂き》をプレイして構える。

《大蛇の野伏》のアタックを受け止めた《樫族の肉裂き》が一休みしてる間に、《霜剣山の暴れ者/Sokenzan Bruiser》を召喚して相澤の山を渡り始める。ダメージレースに持ち込む構えだ。

相澤も《苔の神》をプレイし、3 点ずつのダメージクロックからの逆転をもくろむ。盤上の動きは終盤に向けて激しさを増してきた。

しかし、猪突猛進の相澤の《苔の神》《熊野の学徒》に対して、大礒の操る《火の咆哮の神》《霜剣山の暴れ者》は、赤緑であるにもかかわらず回避能力に長けた戦巧者。チャンプブロックで《火の咆哮の神》を失うものの、《霜剣山の暴れ者》はそそくさと山を渡り続ける……

ひらり、と。

名前に似つかわしくない優雅さで、相澤の重戦車軍を見事にかわし切ったのだった。

大礒 2 - 1 相澤

Final Results : 大礒 Win

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